事務所の決定



一番の懸念は事務所でした。

何せ日本での住民票はありません。
もちろん会社は日本の会社だし、登記も履歴も問題無い。
とは言え、やはり代表者が在外邦人と言うのは大なり小なり問題があります。

とにかく月のうち半分は不在。
その間の対応など、どうするのか?
などを考えると、だんだん手づまり感が増してきます。

そんな中、知人から「シェアオフィスはどうか?」と紹介を受けました。
すると自分が昔、住んでたビルの大家さんの会社。
これは!と思い相談を入れました。

記録は残っていないが、その物件は確かに当社でやってましたよ、と話しがトントン拍子に進み、こちらの要望を聞き入れてくれました。

多少、基準に合致していない部分はありましたが、そこは追加の書類を足すことでクリア。

「バーチャルオフィスにすれば?」と言ってくる方もいますが、あれは真面目に事業をやる方が使う制度では無いと思っております。
春先に帰国した際もcaféで使った一ヶ月の金額が6万円を超えてました。
そんな金額を使うんなら、あと少し足せばシェアオフィスが借りられますから、その方が利口な考えだと思っております。

これで事務所の問題が解決。
これによって日本での再開が一気に進んだのは事実です。

あとは移転登記の問題だけが山となって立ちはだかるだけとなりました。