マカオナビの写真



 9/30は大安で一粒万倍日だったんです。
従ってこの日にスタートしたかったのですが、とにかく熱が酷く起き上がれない。
クリエイターの作業中は常時、オンラインで音声の通信接続を確保しており、確認や指示を常に出しながら作業しています。
しかし発熱でこうなるとまともに判断できず、作業は中断。

それ以外にもフナイムさんの活動を支持する方々のカンパでHPを作る作業もあり、一旦マカオナビの作業は止めざるを得ませんでした。

もう一つ、マカオナビで引っかかっていたのは写真の問題。

そこまでに用意されている写真は悪くは無いのですが、サイトのデザインが非常に強いので、写真がそれには負けてしまってる。
結果、アンバランスなのです。

やはりサイトのデザインに対抗し得る
「強い写真が欲しい」
と言う想いは捨て切れません。

そこで
「やるんなら一流の人と組む」
と言う、自身のテーマを貫く為にそこまでに用意して嵌め込んだ写真を全部捨てる事にしました。

もう八年も前から気になっているカメラマン「陳 顯耀」氏。


これを見て氏を知ったのですが、八年経ってもこれを上回るアングルにはお目に掛かっておりません。

この方はマカオ政府文化局御用達カメラマンなのですが
「こちらのコンセプトが間違えていなければ断られる理由は無い」
と考えてアプローチしました。
逆に断られたら
「こちらのコンセプトのどこかが間違えている」
と言う判断材料になります。

コンタクトした結果、今日、彼のギャラリーにお伺いする事になりました。

ちょうど今、文化局の後援で展示会、2017年のあの台風「ハト」をテーマにした「命運颱風」展をやっております。


今日の「澳門日報」にも紹介されております。

民居可見藝術雙年展

最初は現在あるストックの中から何枚かお借りすると言う前提で写真を見せていただきました。

そして氏からの質問を受けて答えました。

すると

「よし!サイトのプロットを書いてくれ!それに合わせて僕が撮るよ!」

と言う思ってもいない答えを頂きました。

これには鳥肌が立ちましたね。
想像を遥かに超えた最上級の答えでした。

「もう一度組み直す」

この判断は間違えていなかったようですね。
妥協しないで良かったと思っております。